LOAD OF ECO-HOUSE BUILDER 〜 エコハウスビルダーへの道

私が家づくりを始めるきっかけ、そして、安心・快適・健康な住宅を志すに至った原点と目指す目標を、ここに記します。

 

私が家づくりを始めるきっかけ、

そして、

安心・快適・健康な住宅を志すに至った原点と

目指す目標を、ここに記します。

 

1、エコハウスビルダー宣言  2008・05・29

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はじめまして。丙午(ひのえうま)年生まれの島田恵一です。

目指すは、究極のエコハウス。

これまで自分が理想としてきたものは、自然の素材をふんだんに使い、

日本古来より研究・改善されてきた伝統技術と日本の木の文化の継承に力点を置いた家づくりでした。

本年よりもう一歩踏み込んで、住み心地(快適性)、省エネ、健康増進をテーマに永く住み継がれる究極のエコハウスを提案・推奨していきます。

2、材木屋に生まれる  2008・06・03

私は、昭和41年、㈱島田材木店の長男として生まれました。

少年時代は野球に明け暮れ、”将来はこの店の後を継ぐんだな”と漠然と思いながら育ちました。

茨城県立土浦第一高等学校、慶応義塾大学法学部を卒業し、㈱大林組(ゼネコン)に勤めました。

当時はバブル真っ只中で、仕事も忙しかったが、収入もあり(なんといっても独身貴族!)楽しいサラリー生活をしていました。・・・なつかし~い

バブルもかげりを見せ始めたころ、家業である㈱島田材木店に入社しました。

3、材木店に入社して  2008・06・05

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平成4年1月1日付けで㈱島田材木店の社員となる。

何もわからない新米社員。

お客様に商品名を言われてもチンプンカンプン???

取扱商品は重かったり、長かったりで、運ぼうと思っても

あっちにフラフラ、こっちにフラフラ。

1年程でなんとか、コツを覚え、木材などの商品の取扱はできるようになってきました。

おかげ様で、スポーツジムに通わずとも、筋肉もりもり。

トラックの運転は今ひとつでしたが、安全運転を心がけ日々精進の毎日。

4、倉庫整理から学んだこと  2008・06・06

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木材市場より仕入れてきた商品を陳列し、現場に様々な木材を運ぶ毎日。

そんな日常の中で学ぶことがたくさんありました。

倉庫整理をしていると、ピシッ、ピシッとはじけるような音がするんです。

それは、冬など空気が乾燥する時期、木が割れる音だったんです。

また、木材はずっと同じ状態ではなく、曲がったり、よじれたりします。

その変形も、木材の種類や木目によって異なり、S字に変形する木もあるんですよ。

また、何ヶ月経っても、変形しない木材もあることに気づきました。

たくさんの木材と長い時間接することで、

どういう木がどのように変形するのか、どこが割れるのかなど

ある程度予測することができるようになってきました。

そして、お客様にも、商品の良し悪しを説明できるまでになりました。dsc07744.JPG

5、大工さんより学ぶ  2008・06・09

注文を受け、木材を大工さんの作業場や、現場に運びます。

あるとき、柱の材料を運んでいると

『柱の頭と元はそろっているか?』と大工さんに言われました。

一瞬、何を言われているかピンとこなかったのですが、

柱を置く向きをそろえるようにということでした。

木は、大地より空に向かって伸びていきます。

その自然の摂理に従って、家の柱も、根のほうを下に、

頭のほうを上に建てるのだそうです。

考えてみれば当然のことかもしれませんが、

家づくりの基本のひとつを学ぶことができました。

そういえば、木は、縦において(立てかける)自然乾燥させるのですが、

その時、根っこを上にして立てかけるのです。

そうすることによって、乾燥速度を速めることができるのです。

大工さんから学ぶの第2弾は後日。

6、大工さんより学ぶVol.2  2008・06・10

”この材料、曲がっているから使えねーよ。

でも、こっちの向きの曲がりならば、 なんとか使えたんだけどな。”

”この材種ではやわらか過ぎて、弱いからだめだよ。

床の下地に使うから、もっと硬いのじゃないともたないよ。”

・・・・・・などなど大工さんとの取引を通じて

用途用途の材料の使い方、材種の選び方など

知らず知らずのうちに身についてきました。

用途に応じた、材料の選定や品質の程度、つまり『適材適所』を

見極める目を養うことができました。

体で覚えたこの能力は私の財産です。

7、建築を学ぶ  2008・06・16

住宅資材の販売を通して、数多くの家づくりに関わってきました。

また、たくさんの大工さんや職人さんと接する中、

家づくりに対する様々な考え方や、技術に触れ、

家づくりに興味を持つとともに、もっと建築を学ばねばと考えるようになりました。

そこで、建築士の資格を取ることを目標にしました。

8、まずは自宅を建てました  2008・06・20

家業にもどってきて、日々の作業から、また、大工さんとの会話から、

家づくりを学びました。

まだまだ、自分の家づくりについて確固としたものがない中、結婚したので、新居の必要に迫られ、

自宅を新築することになりました。

資金計画をはじめ、設計から、建築資材の手配、現場監理まで、

はじめて自分でやってみることにしました。

職人さんの手配、材料の手配、細部の納まりなど、

いざやってみると、自分の能力のなさをつくづく感じました。・・・

9、お客様の感動にふれて  2008・07.08

建築資材の販売を主としながら、家づくりについて、日々学ぶ毎日。

家の構造、耐震性、耐久力などなど、興味のある講習会や勉強会に進んで参加しました。

しかし、実際に勉強になるのは、やはり現場。

お客様である大工さんや設計士に現場で普段疑問に思っていたことや、今やっている作業について質問攻め。

そういった知識や経験を活かしながら、当社を信じて、自分を信じて任せてくれる方の家づくりに携わるようになる。

お客様の夢を実現すべく奮闘の毎日を繰り返す。

そして、竣工を向かえ、お客様に家を引き渡す。

『ありがとう。おかげさまで思い通りの家ができました。』

そういってくれたお客様の笑顔が忘れられません。

そのときの感動が私を家づくりの道に導いてくれたのだと思います

10、家づくりの転機  2008・07・14

数年の間、現場見学会で知り合った方や知人よりご発注をいただき、

1年に2棟ほどのペースで、家づくりをしてまいりました。

建築資材の良し悪しを見極め、無垢の木(天然の木材)にこだわり、

耐震性、耐久力のある、人が健康に暮らせる家づくりを心がけてまいりました。

しかし、ある時、何か物足りなさを感じるようになりました。

自分に何が足りないのだろう?

一生懸命、まじめに家づくりをしているつもりなのに、

なかなか受注につながらない。

優良な工務店は、お客様からの紹介で仕事が途切れることはないという。

家が竣工し、お客様に引渡しのときは、とても喜んでもらっている。

しかし、そこから、家づくりの輪が広がらないのはなぜなのだろう。

 きっと、自分の考えが、お客様のニーズからずれているに違いない。

 そう思うようになりました。

11、快適性の追求  2008・07・15

いろいろもがきながら、ひとつの答えに到達した。

それは、丈夫な家づくりにばかり目がいってしまい、

一番大事な『住みやすさ』『住み心地』という視点で

家づくりをとらえていなかった点が問題でした。

家づくりを通して、日々の「快適性」という感動を

お客様に提供することが大事なポイントで、

そういう家づくりが、結果、環境にやさしい、健康にやさしい家につながる。

12、快適性の追求Vol.2  2008・07.16

『快適性』とは何でしょう?

それは、住む人の数だけ、夢の数だけあるのだと思います。

「外観」、「間取り」などに関わることもあるでしょう。

私は、何よりも住み心地に直結する温熱環境をよくすること、

夏涼しく、冬暖かい、そして生活コストのかからない生活が、

「快適性」 であると考えます。

そういった家の基本性能があってこそ、

間取りの自由度があがり、これまでと違った快適な生活につながるのだと思います。

安心で安全な家づくりは大前提。

プラス 、快適性を追求した住空間の創造。

実は、「快適性の追求」が様々な生活上の問題解決につながるのです。

13、快適性の追求Vol.3  2008・07・18

現在の生活の中で、「カビやダニなどのハウスダスト」、「結露」、「化学物質過敏症(シックハウス)」、「ヒートショック」などが大きな問題となっております。

『快適性』を追求して行くことが、実は、それらの問題解決につながるのです。

さて、諸問題の原因は何でしょう?それは「結露」です。

高温多湿・四季のある日本において、家づくりは、「結露」との戦いです。

では、「結露」対策をどうすればいいのか?

これといった解決策が見出せないまま、悶々としていた中、

同じような悩みを持ちながら、様々な手法を試みているビルダーとの出会いがありました。

彼からの誘いで、ともに健康で快適な生活ができる家づくりを研究し実践していく仲間を増やしていこうということで、地域工務店グループを立ち上げました。

14、快適性の追求Vol.3  2008・07・19

『マイスターホームズ』・・・地域工務店グループの名称です。

当社を含め5社でスタート。

木造軸組工法で自然素材による健康で環境にやさしい家づくりが共通点。

それぞれにこれまでの実績やノウハウがあり、それらを共通の資源として活動は開始された。

新鮮なアイディアにふれ、自分ひとりではなかなか解決できなかったことも 整理され、

私の進むべき道がどんどん明確になってきました。

これまで、伝統的技術へのこだわりと自然素材による『100年住宅』を提唱してきました。

今、それに加えて、エネルギーロスの少ない、快適な高性能な家、

『エコハウス』の追求に邁進しております。



茨城県選出の衆議院議員 田所議員が茨城パッシブハウスを見学されました。

自ら建築士である田所議員は、家の構造はもちろん、快適性、省エネ性、と建物のかかわり、そして健康面のメリットに興味をもたれ、2020年、省エネ性能の義務化に向けて、どの程度の性能が、最低限求められるかを熱心に学ばれていました。

工務店の立場から、性能の良い建物に対するインセンティブ(税制面での優遇等)の仕組みづくりを要望しておきました。