換気ルートによる除湿・冷房でこの夏を乗り切れるか

験開始である。

 

そもそも断熱気密、蓄熱、日射取得や通風といった、パッシブな手法による躯体性能の向上によって、シンプルな設備で省エネ且つ快適な温熱環境を達成するというのが、パッシブハウスの考え方。

 

茨城パッシブハウスでは、熱交換型(全熱)第1種換気システム+2.2kwヒートポンプ+ラジエターボックスというシンプルな設備で、換気風量で運べる小さなエネルギーだけで夏を快適に過ごせるかどうかを検証していきたいと思う。合わせて消費電力を測定し、効率・省エネ性を検証していく。

 

昨夏は、2Fに配置した6畳用(2.2kw)のルームエアコンで室内環境を整えられるかどうかチャレンジしたが、湿度のコントロールが思うようにできなかった。室温重視だと湿度が下がらず、湿度重視だと室温が冷えすぎる・・・エアコンの限界である。それで上記同様システムを併用することで、湿度調整をした。その組み合わせで室温25℃、相対湿度50%での温熱環境は達成できた。この経験を踏まえ、今夏は、ラジエターボックスの表面積を大きくし、SAとの熱交換量を増やし、床暖房用のヒートポンプを6畳用ルームエアコン用のヒートポンプに交換。直接冷媒をラジエターボックスに送り込むシステムに改修し、省エネをはかっている。

経過は今後レポートしていきたいと思う。



茨城県選出の衆議院議員 田所議員が茨城パッシブハウスを見学されました。

自ら建築士である田所議員は、家の構造はもちろん、快適性、省エネ性、と建物のかかわり、そして健康面のメリットに興味をもたれ、2020年、省エネ性能の義務化に向けて、どの程度の性能が、最低限求められるかを熱心に学ばれていました。

工務店の立場から、性能の良い建物に対するインセンティブ(税制面での優遇等)の仕組みづくりを要望しておきました。