茨城パッシブハウスレポート20160711

 

昨日は暑かったですね。朝、当社の事務所をあけに行くと中はむっとする暑さ・・・かなり室温が高いのだろうと室温計を見ると22℃の表示(ほぼ外気温に近い状況)。あれっ?もしやと思い、輻射温度計で事務所内の周辺温度を測ってみると27℃。湿度も85%もある。体感とは、周辺温度と湿度にかなり左右されるのだなとあらためて感じた。

 

前置きが長くなりましたが、32℃近く外気温の上昇した天候の中、茨城パッシブハウスの昼時(1200ごろ)の状況をレポートします。

 

室温25.3℃、相対湿度49%、絶対湿度(混合比)9.8873/㎏。熱交換(全熱)換気システム+ラジエターボックスによる熱交換状況は写真のとおり。OA(外部からの給気)34.0℃、EA(外部への排気)31.8℃、SA(室内への給気)26.6℃、RA(室内からの排気)24.7℃。低温の冷媒を送り込んでいるラジエターボックス通過後のSAは17.4℃、相対湿度83.9%、絶対湿度は10.441/㎏という状況。ラジエターボックスを稼働させるかどうかは、RAの温度で管理している。その設定温度は24.5℃にしているので、この時は、動き始めたところかな・・・

 

こんな感じでシステムが働いてくれているので、1日中、室温25℃、相対湿度4550%をキープしている。絶対湿度が10/㎏をきってくると大変快適である。

 

711日のラジエターボックスに係る消費電力は、11.5Kwh。消費電力の動きを見ていると当然ながら外気温度に影響されている。パッシブハウス基準からいうと、冷房期間を6月中旬~9月として、1日あたり89Kwhに抑えたいところである。

 

このシステムの効率をもっとよくすること、消費電力をもっと小さくすること、この工夫が必要と感じている。設定温度・タイマーなどによる可動制御、風量など運転の仕方を試していきたいと思う。

 



茨城県選出の衆議院議員 田所議員が茨城パッシブハウスを見学されました。

自ら建築士である田所議員は、家の構造はもちろん、快適性、省エネ性、と建物のかかわり、そして健康面のメリットに興味をもたれ、2020年、省エネ性能の義務化に向けて、どの程度の性能が、最低限求められるかを熱心に学ばれていました。

工務店の立場から、性能の良い建物に対するインセンティブ(税制面での優遇等)の仕組みづくりを要望しておきました。