里山住宅博inTSUKUBA 設計研修会に参加

里山住宅博inTSUKUBA 実行委員会の企画部会による設計研修会が開催された。「小さな家」70のレシピや小さな家で豊かに暮らす住宅設計作法などの著者である伊礼智氏、「美しい住まいの緑」85のレシピの著者である荻野寿也氏を講師に招き開催された。里山住宅博inTSUKUBAにおいても柴木材さんの物件で参加されていて、この縁でこの夢の組み合わせが実現した。個人的にはお二人ともご講演を聞いたことはあるが、実際現場でもご共演する機会も多く、お互い認め合っているお二人がそろい踏みのこの企画はあるようでなかなかないな~と感じています。
伊礼氏の原風景は生まれ育った嘉手納基地そば。ヒンプン、アマハジなど沖縄ならではの風景とたたずまい。外と内、まちと家、人と人、あの世とこの世、海と陸などゆるやかなつながりの美しさ・心地よさを設計に生かされている。
荻野氏の庭づくりは、湯布院のまちなみが原風景にあり、「俵屋」のような老舗旅館から学ばれているとのこと。奥入瀬渓谷のような日本風土に根付いた原風景を切り取ることをイメージされているとのこと。前田圭介氏を例にとり、大地を感じられる、プランターの緑を眺めるのとは違う景色の力強さに関しても触れられた。横への吹抜という言葉が印象的で、庭と木々への明かりの当て方、室内の照明計画がとても大切であることを強調されていました。
人生まで変える力が「みどり+建築」にはある、荻野氏の締めの言葉であった。パッシブハウスにも「人生を変える力がある」とパッシブハウス・ジャパンの仲間が言っていた。私もそう思うし体験している数少ないオーナーの一人でもある。とことん追求したところに本物はある・・・そう感じることができた研修会であった。