アメリカのパッシブハウス雑誌に紹介されました

PHJおよびキーアーキテクツの森みわ代表による「黒部パッシブタウン3期」および「茨城パッシブハウス」の給気冷房の試みがアメリカのパッシブハウスの雑誌、」Passive House Buildings 2018 issueで紹介されました。
日本をはじめ高温多湿な地域における夏の蒸し暑さにどう対応するのか、その一つのソリューションとして大変注目されています。24時間換気システムに日本のヒートポンプ技術を組み込むというシンプルな設備で、効率よく除湿・冷房ができます。ルームエアコンでは温度と湿度のバランスがむずかしいのが現状ですが、この仕組みは、除湿効率が優れていて、温度25℃、相対湿度50%、絶対湿度10g/kgという環境が達成できています。
ただ注意が必要なのは、パッシブハウスという躯体性能ならではのシンプルな設備ということです。換気風量で運べる熱のみで暖冷房できるまで躯体性能を上げているのがパッシブハウス。その性能あってこその仕組みといえます。「茨城パッシブハウス」は300㎥という空間(延床40坪ほど)で120~180㎥という換気風量の中で、全館温度ムラのない状況になっています。ルームエアコンの風量は通常400~600㎥だそうです。それだけの風量を駆使しても達成できない環境といえます。