熟睡できてますか?

健康を保つためにも睡眠は大変重要です。こんな猛暑の中でもぐっすりと眠れる家に住みたいですね。
過去を振り返ること3年前・・・寝る前にエアコンを強運転。しかもエアコンの風を嫌ってタイマー運転。一度は寝付くものの、タイマー運転が終わると一挙に蒸し風呂状態に・・・そしてまたタイマー運転・・・熟睡できず、寝汗びっしょりで体はぐったり・・・以前はこんな生活をしていました。夏バテ防止の夏カレーづくりもタオルでハチマキ、気合を入れないとつくれません・・・パッシブハウスはこんな生活を劇的に改善してくれました・・・今夏の猛暑、小さなお子様やお年寄りに住んでいただきたい・・・と切に感じています。
今朝のニュースで、昨今の猛暑を「災害レベルの危険な暑さ」と表現していました。これは言い過ぎではなく、的を得た表現だなと感じています。災害に合わないためにも、一日の中でも大部分の時間を過ごす建物の役割は重要だなと痛感しています。深夜になっても外の温度が室内設定温度を下らないこの環境では、断熱性能の低い建物ではかなりのエネルギーを消費しないと対応できないでしょう。たくさんエネルギーを使って建物を冷やすということは、同時に外部に温風を吹き出しているので、住宅密集地などではなおさら外気温は下がらないということにもつながります。この悪い連鎖を断ち切るには、小さなエネルギーでこの暑さと戦える躯体性能が必須です。高断熱・高気密の家は冬だけでなく夏も有効で、外部の暑さを家の中に伝えにくくしてくれます、また、一度冷やした温度を保つ力が強いので、エアコンの消費エネルギーも小さくて済みます。エネルギーを大量消費しないので、外部の環境に与える影響も小さくて済みます。この好循環を構築できれば、この猛暑のソリューションの一つになるはずです。ただ、多くの建物を高性能化するには大変な時間を要するでしょう。今は、我慢をせず、エアコンを連続運転することをお勧めします。この猛暑は災害です・・・まずは命を守りましょう。
写真は、いばらきパッシブハウスの室内と外気を測定したものです。上から相対湿度、気温、絶対湿度を表しています。特に比較していただきたいのは、一番下の絶対湿度(空気1Kg中にある水分の量)。温度に左右される相対湿度というあいまいな数字ではなく、そのものずばり湿気の状況を判断するのに最適な指標と考えています。絶対湿度が12gを超えると不快な領域に入ります。蒸し暑さを感じ始めます。10~11グラムが気持ちいい環境です。この環境にするためにもエネルギーを消費します。除湿のためのエネルギーです。外部の19グラムは相当不快な数字です。この空気が換気によって、窓開けによって家の中に入ってきます・・・ぞっとしますね。ちょっとマニアックな話題でした。