「森みわと行く 韓国パッシブハウス視察ツアー」レポート④

第3セッションでは、韓国の研究者・実務者4名による研究成果・事例報告がありました。正直このセッションが一番聞きごたえがありました。本年は気象変動が著しく、最高気温は42℃、111年の中で一番暑い夏を過ごしてるとのこと。夏は日本同様暑く、冬は北海道並みに寒いソウル(韓国)では、この異常気象に対応するソリューションとしてのパッシブハウスに注目が注がれている。ただ、気象条件の厳しい韓国においてパッシブハウス基準を満たすのは大変困難なことなので、韓国型のパッシブハウスのあり方を追求している状況。今夏の暑さを考えるとこれから来る冬が心配とのことでした。
韓国型のパッシブハウスを追求するための要素技術として、高温多湿な夏対策としての換気のあり方、除湿の手法など聞きごたえのある内容満載。また、それらの技術を集結してのモデルプランの話も興味深く、これまでの生活様式とのバランスも面白かった。オンドルという床暖房での冬の過ごし方を取り入れながらの設備システムには苦労の跡がうかがえる。
予想以上に研究者・実務者のレベルが高く、大変有意義なカンファレンスを過ごすことができました。PHJ森代表がおっしゃったように今後のアジアの交流・連携が楽しみになりました。
つづく